外部受験をするまでの道のり(大学院)
筑波大学大学院の受験についてはこちらのページにまとめましたが
外部受験を受けるに至った経緯や受験の流れなどについて触れていなかったので
今回は外部受験のきっかけ、専攻公開の参加時期などを時系列ごとにまとめて見ました。
【2020/8/1 追加】
大学院受験、外部受験のきっかけを4コマにまとめました!
文字より雰囲気で感じたい方はぜひこちらからお読みください!
以下ページは要約みたいなものになっていますので、
4コマもこちらの記事もどちらも
外部受験を予定されている方の参考になればと思っております。
ちなみに、専攻分野としては工学・情報工な理系分野です。
受験までの流れ
3年夏 関東に行きたい!
初手から研究まったく無関係の話ですが、
初めて関東のイベントに遠征した後にコミケというイベントに行ってきました。
お盆シーズンだったので、航空券が高かった記憶があります。
(行き(福岡⇛羽田)はそこまでではなかったですが、帰りは普通に高かったイメージが)
「あー関東にいたら、こんな移動費が削れるのになー」
以上が関東に行きたいきっかけとなりました。
ちなみにこのあたりで外部受験を意識し始め、必要な情報とかを
漁り始めました。
漁っていると、どうやら受験科目に英語(TOEICでも可)が必要なケースが多かったです。
なので、このあたりからTOEICの勉強をし始めました。
外部受験でTOEICのスコアを提出する場合、
大学で一斉に受けるTOEIC-IPテストは公式記録として認定されないので注意してください。
入学時と3年次にTOEICを学内で受けたのですが、学内受験のものはIPテストといって公開テストのような公式スコアとして認められないケースが多かったです。受験科目の注意事項にも「TOEIC-IPテストは認めない」などの記述がありました。
そのため、TOEIC受験を考えている人は公開テストの申し込みを忘れないようにしてくださいね。
あとTOEICは受験してからスコアが送られてくるまでラグがあるのでそれも考慮して受験日を確保しましょう!
スコアの到着日などについては公式HPを見て確認お願いします。
3年秋 大学院を決意
周りが就活か院進かという話題の中それぞれが動き出す時期
加えて、研究室紹介の講義も始まりどこの研究室にするかが話題に。
そんな中、外部の大学院を視野にいれるべく様々な大学院の研究室を調べて行きたい研究室をピックアップしていました。
ちなみに試験勉強については、TOEIC対策と線形と解析の復習(マセマを使いながら)をしていました。
勉強法や使った参考書についてはこちらの試験勉強を御覧ください
TOEICについては
入学当初は450点スタートでしたが、最終的(4年春ごろまで)には670まで伸びました。
本当は730点まで上げて英語の点数を満点で進めたかったのですが、
そこまで点数を上げることができませんでした…。
あんま真面目に勉強できてなかったんやな…
<入学の時のスコア>
<最終的に提出したスコア>
3年冬 内部の院試はじまる
この時期に内部進学者向けの推薦試験が密かに始まります。
うちの大学の院進する内部生は推薦試験が3年2月ごろに行われ、
ここをパスするとあとは当日の面接だけ行って「出席」すれば合格するというシステムでした。
そのため、推薦試験もちゃんと合格し、外部の推薦も受かった時は教授から「面接は欠席したら自然と不合格になるから来るな」と言われたのを覚えています。
ちなみに、受験科目は数学と情報の2科目かつ今までの必修科目の総復習みたいなもんだったので、過去問を仲間と解きながら試験対策をしました。(気分的には期末試験対策みたいな感じ)
この時は内部の受験勉強に集中しながら数学の基礎知識を入れ直しつつ、外部受験にも対応できるようマセマの参考書も読み解いていました。
今思えば、この試験が基礎知識を広く復習できたいい機会だったと思います。
ですので、この時期から講義で習った基礎科目は思い出せるようにしておくと後半のそれぞれの大学院の試験対策が進みやすくなりますのでがんばりましょう!
4年春 研究室配属!
無事第一志望の研究室に配属され、歓迎会が催されるも急遽入院(病院的な方)が決まり欠席決定!
後に教授と面談し、やりたいテーマや進路について話しました。
ここで外部受験のことも伝えましたね。
こういう時、教授を味方につけれると院試の勉強もやりやすくなります。
関東の大学院の研究室、試験内容、過去問とかを調べつつ、
行きたい大学院を絞り出します。
東大、東工大、横国、千葉、早稲田、慶応…自分のやりたい分野があるところを探していきました。
そんな中、筑波大学と東工大を視野にいれ、過去問の対策にとりかかろうとしましたが、筑波大学は過去問非公開の専攻もあったので、マセマの問題集と共に取りかかりやすい数学から攻めていった。
情報は東工大と筑波のCS専攻で主題されるのでほどよく勉強していったが、まぁあまり乗り気なし
ネットで対策本として大学院入試問題数学という本が紹介されていることもあり、自分は図書館で借りて読んでみましたが、
東大・京大などの大学院の問題が載っているので自分が受けるレベルではあまり使いませんでした。
あと、志望研究室の先生にアポとりはじめる。
ここで、アポをとって受験できるかどうかの確認は大事です。
研究室には毎年定員が決まっているので、枠があるかどうか確認することが大事です。もしかしたら、教授が退職される関係でもうとらない。―なんてことにならないように確認はしましょう。
4年5月 専攻公開でラボライフをイメージする!
最初の遠征は東工大のすずかけキャンパスの専攻公開に参加しました。
その時はじめて田園都市線に乗り、渋谷という都会からだんだん田舎になる小旅行に驚愕し、目的地のすずかけ台についた時には地元の昔の駅を思い出してノスタルジーに浸ってしまったのを覚えています(笑)
しかもすずかけ台って東京じゃなくて神奈川なんですね、めっちゃ遠かった。
東工大で希望していたのは長谷川先生の研究室で、研究室をのぞかせてもらうと、留学生と日本人が半々で受験勉強についてのアドバイスや過去問の解説とかないかなーと思い聞いてみると「ない」と言われ、少し志望度が下がる。
また別の日は、
同じ外部受験を志している人とたまたま専攻公開に行く時期が被ったので一緒に関東に飛び立ち、
友人は東工大、自分は筑波大にでかけました。
初めてのTXにワックワクしながらもつくば駅についてからバスに乗って移動してると森に入っていたのはさすがに不安を覚えましたね。
予めアポイントとっていたので、研究室の先生と談笑し、推薦受験を勧められました。
どうやら、枠が埋まったら終了らしく推薦で定員になったら一般では取れないよ。と言われました。
そこで、東工大と筑波をどうするかいろいろ悩みましたが、結果筑波の推薦受験をすることに決めました。
余談ですが、筑波は別の研究室も志望していたのですが、
教授とのメールで
「君、レベル低すぎ。入ってから苦労するけど、それでもいいなら受ければ」
みたいなこと言われたのでやめた、ということもありました。
せっかく進学しても病んだら意味ないので、自分に合った研究室を探して修了できることが大事です。
4年6月 推薦受験を決意!
教授に頭下げて推薦書を書いてもらう。
相談しといてよかった!
受験に必要なTOEICスコアや、研究計画書を揃えて期日内に提出しましょう!
4年7月 筑波受験、東工大は研究計画書を書かずに断念
つくば大学大学院の推薦受験をする。
試験終わりの帰り道、出来具合から
他に受けようと思っていた東工大の願書を提出するのをやめる。
というか研究計画書とかを書く時間考えると間に合わない気がしたのでやめた。
で
受かる。
もし落ちていたら一般で受け直す予定でした。
あと、友人の東工大しかも大岡山キャンパスでの合格を聞いて驚愕。受かっちゃうんだ…すげー
合格したあとは…
4年8月 自大学の院試(面接編)
自主休講して、不合格扱いに。
まぁ、行ったら行ったで推薦2個とっていることになるので、
ルール的にアウトになりますし。教授からも「来るな」と言われていたのでおとなしく休んでいました。
4年10月 お家探し
学群のAO入試の合格発表が始まり、
大学周辺のお家の空き状況かわかり始めてきました。
この時期から気になる家をピックアップしていました。
4年2月 本格的に家を決める
卒論終わったら
つくばに家さがし
同時期に学群の前記入試の合格発表とかがあったので、
それに合わせて家探しすれば、他の学群生よりかはよい条件でかつ余裕持って家探しできると思い実施しました。
卒業後
旅たち。
受験対策編
ここからは試験で使った本について紹介していきます。
TOEIC対策
TOEIC対策についてで対策をしていました。
電車通学をしていたので、家でじっくりというより
ちょこちょこ勉強していくスタイルをとりたかったのでポケットサイズでコツコツ勉強していきました。
こちらの本の特徴としては、
TOEICに出がちな文法や特徴を元に1問何分で解く!というスタイルとそれに対して選択肢ごとの正解、不正解の解説を交えてくれています。
他の書籍だと、正解の理由だけ書いて終わりってパターンも多く
「どうして不正解なのか?」について言及されてないこともあるので、TOEICに慣れてない人にとっての最初の勉強として役に立ってくれます!
ポケットサイズなので結構すぐ読み終わります。
最初の文法問題はサクサク点をとっていきたいと思い、第二弾も購入決定!
文章問題もコツがあるとのことで
買ってみました。
数学対策
別の記事でも紹介しましたが、
今回メインで使った参考書たちです。
多分、入学の時にセットで買わされた中にあったりすると思う参考書だったりするので、期末試験勉強にも役に立つかと。
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