翻訳ってグーグル翻訳でバッチグーだと思ってた

以前、ゆめこさん主催の「バンカズアンソロ合同誌」に参加させていただいた話を書かせてもらいましたが、続きができました。

▼前回のお話はこちら▼

 

主催曰く、なんかバンカズのアンソロが海外の方からの反応も多かったらしく、
翻訳版がほしい声があがりはじめたため、バンカズアンソロ本の翻訳プロジェクトを主催が立ち上げることになったのこと。

しかも、ページ数がかなり多いぶあつ~い本だったので、主催一人では限界があるので、
翻訳作業の募集をかけることになったようです。

「まぁ、TOEIC勉強したし?英語くらいチョチョイのJOYくんよ」

――立候補しました。俺が翻訳の王になる!

Mr.参戦!!

というわけで主催から担当を割り振ってもらい、翻訳作業開始。

私の中の想定イメージでは

  1.  セリフをグーグル翻訳にかける
  2. 若干おかしいところを修正してコピペする
  3. 完成!!

そういう算段でした。初期のグーグル翻訳は使い物にならないレベル…だったけども、今のグーグル翻訳はいけるだろう!論文読みもグーグル翻訳駆使しまくりだったし

とグーグル先生に対して揺るがない絶対的信頼をかけていました。

がですね…

今まで相手にしてきた文章とは違って
まぁ全然翻訳が機能してくれねぇ…

結局グーグル先生をベースに翻訳作業を続けましたが、
やっぱ機能しないもんは機能しないのです。

(実際に翻訳使ったことがある人ならあるあるだと思いますが、
翻訳したものを再翻訳すると、意味が変わっていくパターンあるじゃないですか、
そのとき、「あぁ、この表現ってもしかして意味違うのかなぁ…?」って思っちゃいますよね)

例えば最初こんな文章を…

 

あぁ、こういう英語になるのね。
じゃあ日本語にしたら同じだよね、可逆反応してくれるでしょ?

…せんのかーい

暇だからもっかい再翻訳してみっか。

もはや元の文章がなんだったのかわかんねぇ…

なので、
今回は検索結果で出てくるDMM英会話の既存質問を活用しながら、翻訳していくことにしましたね。

実際に「あのときはすまなかった 英語」って検索すると上位にDMMの英会話のページがきて、

Q「あのときはすまなかった」ってなんて英語でいうの?

A.よく使うパターンはこんなの。他にもこんなのあるよ~

って回答してくれてるページが用意されてたのでそのまま引用できてまじ大助かりでした!

一番助かったのは、

日本独特の表現とか日本で生まれた言葉とか、一対一対応してくれなくて、はてこれはどちらをチョイスをすればいいのか…と悩ましい表現も割と回答ページあったので、

実際に伝わるかどうかわからないけど、できた気がする。

翻訳で苦戦?した箇所一覧

きこりの泉

イソップ童話『金の斧 銀の斧』に出てくる池。あなたが落としたのは金の斧?銀の斧?のシーンですね。
翻訳しょっぱながこのパロディだったので、出鼻をくじかれました(笑)

これは我ら国民アニメドラえもんで「きこりの泉」というひみつ道具の英語版が”The Woodcutter’s Pond”となっていたのでそのまま使わせてもらった。

出典:https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1407/29/news022.html

ツンデレ

もう日本だと結構浸透している言葉「ツンデレ」。海外の同志であれば「Tundere」とかで通じるかもしれないが、他の人にはまだ通じないかもしれない単語…。
なので、ツンデレをそのまま"Tundere"で使うか悩みましたが、DMM英会話を参考に"Hot girl" “Ice girl"という表現を採用してみました。

出典:https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/3178/

※個人差があります

通販サイト御用達の文言。とりあえず、これつけとけばクレーム回避になる魔法の呪文。
これは海外でも同じように定型文として”Results may vary”があるみたいです。

出典:https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/18700/

ロリ

変態常套句の言葉だから日本の言葉だと勘違うほど感覚麻痺ってるけど、
本場は向こうの言葉だもんな…(笑)

あのやろう!

くそ切れてる時の言葉。
…F○ck youでいいんじゃね(雑

というかこの言葉は笑いとして使っていい言葉なのかわからないので、微妙なんだけど、実際どうなんでしょう。

スマブラ参戦の英語版はネタの宝庫

今回翻訳を担当した一部で「バンジョーとカズーイがスマブラに参戦」したネタがあったんですよ。
それまでは全然気にしていなかった、「参戦」って英語でなんて表現してるんだろう?と思ってぐぐってみると、キャラごとに文章が違ったんですね

【引用先】https://anond.hatelabo.jp/20181101035417

例えばバンジョーは
“Banjo-kazooie are Raring to Go!"

ニュアンスとしては「参加したくて待ちきれない!」みたいな意味だそうです。
しかもこの表現にしたのも親元のレア(Rare)社とかけているとことから言葉遊びも楽しんでいるのが伺えますね。

さすがにここを自力で作るのは無理ですな(汗)

じゃあ他のキャラはどうなっているかっていうと


引用:https://twinfinite.net/2018/12/pro-super-smash-bros-player-inkling-best-character/

私が好きなインクリングの場合だと、
Claim their Turf.

Turf:(芝生)とかの意味がありますが、Turf warで領土戦争になるのでTurf="領土"とし、
claim(要求する)((要求によって)獲得する)とつなげると
参考【L4】:https://www.mariowiki.com/Inkling#Mario_Kart_8_Deluxe

やつらの領土を獲得せよ⇛塗りつぶせ!みたいなニュアンスなんでしょうかね?

おぉ…ちゃんと作品を意識したリングネームじゃん。

この辺の文章は英語版に軍配があがります。日本だと参戦!ですもんね~

思わないところで面白いネタの収穫になるからこういう新しいことの挑戦はやめられませんなぁ~
※普段は家でゴロゴロようつべタイムな人

 

翻訳中に出てきたセルフツッコミ

今回翻訳した作品は、クマとトリのゲームが一番しっくりくるのですが、
トリのカズーイが「アンタビビリねー」っていうシーンがあったんですよね。

じゃあそれ翻訳しようとすると、ビビリ=臆病者⇛チキン

あぁ、よくチキン野郎とかいいますしね、ってうなずいてたけど、喋ってる本人が"you 're chiken!"って言ってるのまじ滑稽すぎ。おまえもチキンじゃ。